ヤンバル君と命名します    2003年8月23日

前ページへ     目次へ戻る    次ページへ

ただ生ごみを集めて「りぼんちゃん」に任せるのではつまらない・・そう思った私たちは、
自分達で堆肥化を実践してみることにしました。

やり方はとてもシンプル!
発泡スチロールの箱に、「りぼんちゃん」が種菌として使う堆肥を10リットル入れます。
そして、毎日の生ごみを投入。堆肥とよく混ぜ込んでやります。


ポイントは、なるべく「高い温度を保つ」こと。目標65度!? これがなかなか難しい!
水分を少なく、適度に空気を通し、でも熱は逃がさないように・・
悪戦苦闘の2週間が経ち、だんだんコントロールの仕方が分かってきたメンバーもいます。
私たちはこの箱を『ヤンバル君』と呼ぶことにしました。
 
こまばリサイクルの会「生ゴミ堆肥化プロジェクト」は、家庭生ゴミから高品質のコンポストを作り、花と緑の街づくりを進める活動です。私たち「こまばリサイクルの会」は地域のあらゆる資源を再生し、豊かな循環型社会を目指す団体です。
ちょっとぺたぺたして粘土のようです。
お芋類が入っています。
こちらのヤンバル君はお茶がらたっぷり。
水分は限界値に達しているようです。
 
2週間ごとのヤンバル君メンテナンス。
堆肥製造機「りぼんちゃん」で一気に
堆肥化してもらいます。
ヤンバル君があるお陰で、半月の間は
自分の手で堆肥化を進めることができ
ます。
りぼんちゃんにとっても、温度と水分の
バランスが取れていていいことづくめ!
phを測定しているところ。
黄色は中性、赤は酸性、青はアルカリ性。
これ以上青くなってアルカリになると、臭い
が強くなってしまうかも。
それを防ぐにはやはり、温度を上げること。
高温であるということは、元気に発酵が
進んでいるということで、その間に虫や雑菌も死滅させることができるのだそうです。